ティナ・シェパード 敵撃退数 映画「13日の金曜日 PART7 新しい恐怖」
- 2017/05/31
- 13:49

ティナ・シェパード
職業:不明

俳優:ラー・パーク・リンカーン
家族:1人
手段: サイコキネシス暴発
化け物:1体
手段: 召喚
計:2人
本編88分: 0.02殺/分
壊したもの:
車 1台事故
桟橋 1か所
家 1棟爆破
ひさし 1か所
床 1箇所
マッチ 1束念力炎上
写真立て 1個ヒビ
額 1個
ネックレス 1個
テレビ 1台
電線 1か所切断
ライト 2個
階段 1箇所ぶち抜き
ジェイソン・ボーヒーズ
職業:殺人鬼

俳優:ケイン・ホッダー
劇中映像内で確認できる戦果
若者:13人
武器と内訳: 杭 2 パンチ 1 永眠寝袋 1 鉈 2
水没 1 フック 1 怪力 1 ラッパのおもちゃ 1
包丁 1 落下 1 斧 1
大人:2人
手段: 槍みたいなやつ 1 草刈り用電動カッター 1
計:15人
本編88分: 0.17殺/分
壊した物:
テント 1個切り裂き
板 2枚
板壁 1箇所
本棚 1個
ライト 1個
ブレーカー 1箇所
窓 2箇所
劇中総数:17人
オープニングの振り返りシーンは含まず
シリーズ: 「13日の金曜日」
「PART2」 「PART3」
「完結編(PART4)」
「新(PART5)」
「PART6:ジェイソンは生きていた!」
「PART7:新しい恐怖」
「PART8:ジェイソンN.Y.へ」
「ジェイソンの命日」
「ジェイソンX」
「フレディVSジェイソン」
「13日の金曜日(2009年)」
キ、キ、キ、マ、マ、マ…
クリスタル・レイク近辺に住んでいた少女ティナは、夫婦喧嘩を目の当たりにしたショックから家を飛び出してしまいます。
生まれつき、感情が昂ると超能力を暴発してしまう性質があったティナは力を制御できず、追いかけてきた父を湖に沈めてしまいます・・・
数年後、心に深い傷を負ったティナは精神科医のカウンセリングを受けながら、トラウマを払拭するためにクリスタルレイクの家に戻ってきました。
クリスタルレイクに向かい、父を想うあまり湖に復活の念を送るティナ。
しかし、蘇ってきたのは湖底で腐りかけていたジェイソン・ボーヒーズ。
早速ジェイソンは近辺の掃除を始めてしまい、クリスタルレイクに遊びに来ていた青春真っ盛りの若者達はほぼ全滅。
ティナは生き残るために超能力を駆使してジェイソンに立ち向かっていきます!
今作で3回目の復活となるジェイソン、7作目になります。
主人公ティナの設定は「キャリー」(1976)と似通っており、「ジェイソンVSキャリー」として観て楽しめるかもしれません。
復活して若者を襲いまくるオーソドックスなホラースプラッターとなっており、お色気シーンもたっぷりな基本的には普通のジェイソンです。
若者を寝袋に入れたまま叩きつけて昇天させたり、
被害者を突き倒し、「これ使ってみたかったんだよね」みたいな感じで丁寧に電動カッターを始動させてから葬ったりと、殺しの拘りも垣間見えます。
とても順調に復活を楽しむジェイソン。ところが今回は相手に凄いのがいました。
キレたティナは超能力を的確に使いこなし、ジェイソンを気絶・ダウンに追い込むこと数度に渡り、ことごとく撃退。
ほぼ完封と言っていい立ち回りを披露してきます。
階段から落下させられるシーンでは、ジェイソンが「あ”ぁ・・・・・・」と、(こんなの聞いてない・・・)とでも言いたげな情けない声を発するなど、ボコボコにされており、かなり稀な姿を観ることが出来ます。


(超能力攻撃にビビるジェイソン)
今までにない目新しい要素としての超能力少女なのですが、
超能力の描写は、ライトやソファを叩きつけたり、電源コードを巻き付けたりと地味なものが多く迫力は乏しいです。
1988年という製作年からして、表現には限度があったかと思いますが、もっとグチャグチャ、滅茶苦茶でも良かったように思いました。
また、ジェイソンという超常的存在に加えて薄幸なエスパー少女という要素は若干無理があるように見え、シリーズの中でも色物という趣があります。
他、シリーズの中でも色物といえば「ジェイソンX」がありますが、
それぞれ挑戦的でありながら、きちんとジェイソン映画として成立しており、新風を吹かせつつも本筋は外さない安定感を楽しむことも出来ます。
監督:ジョン・カール・ビュークラー
脚本:ダリル・ハネイ マヌエル・フィデム
制作国:アメリカ 1988年
原題:「FRIDAY THE 13TH PART VII: THE NEW BLOOD」
- 関連記事
- テーマ:洋画
- ジャンル:映画
- カテゴリ:・ホラー/サスペンス系
- CM:0
- TB:0