「ポケットモンスター」20周年おめでとう!
ミュウツー図鑑No.150 いでんしポケモン たかさ:2m おもさ:122kg

声優:森久保祥太郎 市村正親
劇中映像内で確認できる戦果
マッドサイエンティスト:12人 わざ: サイコキネシスでやっつける
サトシ:1人ひんし
わざ: 不明
トレーナーのイワーク:1匹ひんし
わざ: サイコキネシス
やせいのケンタロス:9匹制圧
わざ: ねんりき
トレーナーのフーディン:1匹ひんし
わざ: サイコキネシス
トレーナーのレアコイル:1匹ひんし
わざ: 10まんボルト反射
シゲルのウィンディ:1匹制圧
わざ: ねんりき
シゲルのニドキング:1匹制圧
わざ: ねんりき
ウミオのギャラドス:1匹ひんし
わざ: はかいこうせん反射
ソラオのサイホーン:1匹ひんし
わざ: ねんりき
ポケモントレーナーとしてのミュウツーの戦果: ソラオのバーナード(フシギバナ):1ひんし
手段: コピーポケモンを使ってのポケモンバトル つるのむち
スイートのクスクス(カメックス):1匹ひんし
手段: コピーポケモンを使ってのポケモンバトル こうそくスピン
サトシのリザードン:1匹ひんし
手段: コピーポケモンを使ってのポケモンバトル ちきゅうなげ
やっつけた数合計:13人とポケモン19匹 本編85分: 0.37
倒/分
壊した物:
研究島 1箇所
ロケット団アジト 1箇所
ジムの壁 1箇所
塔 1箇所
スタジアム客席 3箇所
施設 1箇所
ここはどこ?ぼくはだれ?どうしてぼくはここにいるの?人間・・・ ポケモン・・・ 何それ? ぼく、どっちなの?
あい「どっちでもいい。あなたもわたしも同じみたいなもの
わたしたちはみーんな
コピー。だから”ワン”じゃなくて”ツー”」
じゃあ、ぼくも”ツー”?あい「わたしも ”あいツー” でも、本当のわたしは”あい”」
あれは? あい「あれはね、お日様。」
お日様・・・。 あい「わたしたちを、明るく、あたたかくしてくれるの」
「これは風。時にはやさしく、時にははげしく、はげましてくれるの」
「夕やけ空、”明日もまた会おうね”って」
あれは? あい「お星様とお月様。真っ暗な夜がさびしくないように、
”みんな一人じゃないんだよ”って。」
みんなどこにいっちゃったの?
どうしたの?あい?なにがあったの? あい「なんだか、お別れが近づいたみたい。」
あい?ぼくの目から何かが・・・ これは? あい「なみだ。」
なみだ? あい「生き物は、体が痛いとき意外は、涙を流さないって。
かなしみで涙を流すのは、人間だけだって」
「ありがとう。ありがとう。あなたの涙。
でも、泣かないで、
あなたは生きてるの。生きているって、ね?きっと楽しいことなんだから」
あい?止まらないよ?なみだ。どうしたらいいんだ?答えてよ、あい。
長い・・・長い間、眠っていた。何もかも眠りの向こうに消えていった。ここはどこだ?私はだれだ?誰が私をここに連れてきた?
私はだれだ・・・ なぜここにいる・・・
いや、私はまだここにいるだけだ。私はまだ世界に生まれてすらいない。私は誰だ!?
博士「
”完成”したぞ!!ミュウツーが!」
”ミュウツー”・・・? 博士「お前のことだ!世界で一番珍しいといわれているポケモン(ミュウ)から、我々はお前を生み出した。」
”ミュウ”? あれが私の親なのか? 父なのか?母なのか? 博士「とも言える。が、そうとも言えない。お前はミュウを元にしてさらに強く作られた。
誰が?母でもなく、父でもなく、ならば神が?神が私を創ったとでも言うのか? 博士「この世で別の命を作り出せるのは神と人間だけだ」お前たちが?人間がこの私を? 科学者 「「 まさに科学の勝利! 研究が続けられるぞ!! ここが新たなる聖地となったのだ!!
次のステップにバージョンアップだ!! おめでとう!! 」」
私は誰だ・・・ ここはどこなんだ。
私は何のために生まれたんだ!?
私がこの世で一番強いポケモン・・・?
ミュウ、お前よりも強いのか? サカキ「お前は確かに世界一強いポケモンかもしれない。だが、この世界にはもう一つ強いモノがいる。」
人間・・・? サカキ「人間とお前が力を合わせれば、世界は我々のものだ」世界が我々のもの? サカキ「簡単なことだ。この星で誰もがやってきたことをやればいい。」誰もが? サカキ「戦いと破壊と略奪。強い者が勝つ。」
しかし私は誰だ?
私はどこにいる?
私は何のために戦っている?
私は何のために生きている? サカキ「お前はポケモンだ。ポケモンは人間のために使われ、人間のために生きる」お前のために戦えというのか?この私に人間のために戦えというのか? サカキ「お前は人間に作られたポケモンだ。他に何の価値がある?」私の価値だと?私は誰だ?私は何のために生きている?
私は人間に作られた。だが人間でもない。
作られたポケモンの私は、ポケモンですらない!!私はだれだ? ここはどこだ?
誰が生めと頼んだ!?誰が作ってくれと願った!?
私は私を生んだ全てを恨む。
これは、攻撃でもなく、宣戦布告でもなく、
私を生み出したお前たちへの・・・逆襲だ
サトシ職業: ポケモントレーナー

声優:松本梨香
劇中映像内で確認できる戦果
レイモンドのドンファン:1匹ひんし
手段: フシギダネのソーラービーム
レイモンドのカイリキー:1匹ひんし
手段: ゼニガメのバブルこうせん
レイモンドのゴローニャ・モルフォン・カイロス
手段: ピカチュウの10まんボルト
やっつけた数合計:ポケモン5匹 本編85分: 0.05倒/分
劇中総数:12人

あらすじと内容:
幻のポケモン
ミュウのDNAを元に、「最強のポケモンを作るため」という目的のため人為的に生み出されたポケモン
ミュウツー。
彼は、何故生まれ、生きるのか、誰にも教えられず。
人間の利己的な理由で生み出されたまま、ロケット団
サカキ(鈴置洋孝)にその力を利用されるに至り、
自分を造り出した人類への逆襲を企てました。
ミュウツーは生誕地であった研究島に城を築き、
サトシたち優秀なポケモントレーナーを招き入れ、
圧倒的な力で捻じ伏せると、彼らのポケモンを強奪し、
より強いポケモンを生み出すため
コピーしてしまいます。
ミュウツーの企みとは、オリジナルよりも強いコピーの軍団を持ってして、世界へと逆襲することだったのです。
コピーされたポケモンとオリジナルのポケモンは、
どちらが本物かを競うようにして戦いを始めてしまい、サトシは争いを止めるために奔走。
そして、彼らの前にミュウが登場し、ミュウツーは自分の存在意義を問うために戦いを挑みます。
「生きる事とは何か」「自分とは何か」というテーマ、
地球に住む生き物に優劣などない、ということをミュウツーを中心として直球でぶつけて来る作品であり、
責任無い科学技術や、人類のエゴに対する警笛をほのかに匂わせる、
ポケットモンスター劇場版1作目にして最高傑作と名高いアニメ映画です。
心にわかり易く響く、
ポケモンらしい真っ直ぐで熱い、テンポの良いストーリー。
良作画の
ダイナミックなバトルも良いですね。
名だたるポケモンたちがミュウツーを前に一撃で倒されたりするので、ちょっと呆気なさ過ぎる感じもあるのですが、
登場するポケモンの多さから、各々の活躍は少なめにならざるを得ないと、大人の事情も理解できるようになりました。今なら解る。
終盤はちょっと収拾のつけ方が強引ながら、
例えよくわからなくても、届くものがある、訴求力がある作品だと思います。
是非、
小さいうちに観ておいて、思い出としておきたいアニメ作品の一つだと考えます。
ただ、ポケモンを見始める入り口として作られた映画ではないので、
前提として、ポケモンに少しでも興味があったり、知ってないとキツイということがあります。
あと、今の世代の子が観ると、時系列が違いすぎて、逆に着いていけないといったことも考えられますね。
カスミとか
タケシ、誰だこれは?みたいな。
サトシは今と変わらず熱いジャリボーイのままです。
総じて完成度が高い映画だと思うので、ポケモン好きな方にはオススメです。

この映画におけるミュウツーの不幸とは、生まれながらにして心無い人間に囲まれ、秀でたものがありながら「自分は他と違う」という、ある種の劣等感を抱き敵意として、人間を憎悪したことですが、
ゲームでは、その
無類の強さと
格好良さから人気のポケモンで、
全世界の多くのトレーナーから愛される存在であり(敵に回すとアレですが)、信頼されるポケモンとなっています。
ミュウツーにとって、それが理想的な姿か、存在意義を見つけられるかどうかはトレーナー次第ですね。
監督:湯山邦彦
脚本:首藤剛志
制作国:日本 1998年
それにしても、
懐かしみながら映画を観ていて、まだポケモンの名前がスラスラでてきます。
僕も今だ、ポケモントレーナーの端くれ。
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